子どもから「お城好き❤️」と告白され、旅の目的のひとつに「城巡り」が加わりました。
私自身、山の頂に建つ天守閣の写真をみて、「いつか行ってみたいなぁ」と思っていた岐阜城。
お得な切符の情報もありますので、よかったら、のぞいていってくださいね!
岐阜城とは
岐阜城はいつ頃作られ、どんな戦国武将が城主となったのでしょうか?
まずは、簡単にまとめたデータをご覧ください。
ご興味ある方は、文章でもまとめましたので、よかったらご覧ください。
岐阜城とは
金華山(きんかざん)山頂に位置し、建仁年間(1201年~1204年)に鎌倉幕府執事二階堂行政により初めて砦が築かれたといわれています。
岩山の上にそびえる岐阜城は、難攻不落の城と称されることが多いのですが、実際には、5回も落城しています。井戸がなく、籠城には向かない城で、守りには弱かったのです。
戦国時代には小説「国盗り物語」の主人公である斎藤道三公の居城でもありました。その後、永禄10年(1567年)に織田信長公がこの城を攻略し、城主となりました。信長公はこの城に9年居をおき、彼が一番長くすごした城でもあります。信長公は「井の口」と呼ばれていた地名を「岐阜」に、「稲葉山城」を「岐阜城」に改めたといわれています。多くの戦国武将は、平時には、天守閣ではなく、麓の屋敷ですごすのが普通だったようですが、信長公は、天守閣に登ることを好んだそうです。「美濃を制するものは天下を制する」と言われた時代、眼下に広がる美濃平野の景色を眺め、天下人となるビジョンを思い描いていたのかもしれませんね。信長公は、城下町の復興にも力を注ぎ、「楽市楽座」をしいたので、大変な賑わいをみせていたそうです。
1600年、関ヶ原合戦の前哨戦の際、激戦の末落城し、その後天守閣・櫓等は加納城に移されたと伝えられています。
明治時代にも再建されていますが、第二次世界大戦時に焼失しています。
現在の城は、昭和31年に復興され、鉄筋コンクリート造り3層4階構造で、岐阜市のシンボルとなっています。城内は史料展示室、楼上は展望台として多くの人に親しまれています。
斉藤道三や織田信長が、天下統一を夢見て、見下ろしたであろう長良川や城下町・岐阜の景色、子どもは何を思いながら、ながめていたのでしょうか??
私は、というと、「やっぱり、天下を取ろうという人の考えは、すごいものだ」と感嘆しながら、若い頃とは違った視点で、歴史を学び直していました。それは、また、別の記事で。
ちなみに、入城料金は、大人200円、小人100円です。
岐阜城へのアクセス
岐阜市の中心部に位置する金華山。標高は329メートル、天然林が9割以上を占め、野生動物や野鳥が多く生息しています。
金華山にはロープウェーがあり、気軽に山頂まで行くことができます。
料金(往復) | 大人1,100円、小人550円 |
所要時間 | 約4分 |
運行時間 | 平日9:00〜17:00(季節により変動します) |
詳細は、下記のHPをチェックしてくださいね。
また、10の登山道が整備されており、どのコースも30分から1時間で山頂まで到達できます。体力や年齢に合わせて、コースを選ぶとよいでしょう。時間と体力に余裕のある方は、金華山登山にチャレンジしながら、戦国武将になりきって、城に攻め入るのも面白そうです。
金華山の麓までのアクセスをご案内します。
公共交通機関をお使いの方は、岐阜駅または名鉄岐阜駅からバス🚌をご利用ください。
本数も多く、5分に1本ほど出発していますので、時刻表を気にせず、バス停に向かえば大丈夫です!
バス停「岐阜公園歴史博物館前」で下車 徒歩約3分。
料金は220円(市内均一料金)です。
お車🚗でお越しの方は、
・名神高速「岐阜羽島I.C」より 岐阜環状線経由 約40分
・東海北陸自動車道「一宮木曽川I.C」より 名岐バイパス経由 約25分
・東海北陸自動車道「岐阜各務原I.C」より 名岐バイパス経由 約20分
駐車場は、「岐阜公園堤外駐車場」をご利用ください。
料金は1時間まで無料、以後310円です。
おトクな切符〜岐阜城きっぷ〜
岐阜城を観光するなら、使わない手はありません!
その名も、「岐阜城きっぷ」!なんと、わかりやすい。
「岐阜城きっぷ」には、
- 名鉄岐阜駅までの名鉄電車往復乗車券
- 岐阜バスが指定区間乗り放題
- 特別車両券(ミューチケット)の割引券
- ぎふ金華山ロープウェー往復乗車券引換券
- 岐阜城入場券引換券
- 岐阜大仏拝観券(EMOTION!オリジナル缶バッジ付き)
- 対象施設で使える観光施設優待クーポン引換券
と、岐阜・岐阜城観光に必要なものがパッケージされていて、とても便利です!
このきっぷがあれば、バスに乗ったり、ロープウェーに乗ったり、その都度、お財布を出さなくて良いから、楽ちんだね。
名鉄名古屋駅からの往復ですと、2,400円!
いくらお得になっているのか?計算してみました!!
乗車券や入場券だけでも、3,080円でした。680円もお得!!
観光施設の割引や特別車両券の割引もあるので、フルに活用すれば、もっとお得に観光ができちゃいます。
これは、買わない手はないですね!
どこで、買えるのかな?
名古屋駅構内にある、名鉄名古屋駅サービスセンター(052-581-4161)で買えます。
ただし、営業時間が、10 : 00~19 : 00(平日、土日祝とも)となっていますので、朝早く利用される方は、ご注意くださいね。
また、岐阜バスが発行している「ぎふ登城きっぷ」というものもあります。
「ぎふ登城きっぷ」には、
- 岐阜バス1日乗車券(220エリアパス)(通常600円)
- 金華山ロープウェー往復乗車券引換券(通常1100円)
- 岐阜城入場券引換券(通常200円)
が含まれ、大人1500円、小人800円。
大人ひとり当たり400円お得に観光できます。
岐阜城、岐阜市内観光にご活用ください!
こちら「ぎふ登城きっぷ」は、岐阜バスターミナル、JR岐阜駅案内所、コンフォートホテル岐阜で購入することができます。
バリアフリー、ベビーサポート情報
バリアフリーにつきましては、山の上にあるお城ですが、車椅子のままでも乗務員がサポートして、ロープウェイ山頂駅まで行くことが可能です。
岐阜のバリア情報につきましては、こちらのサイト「ふらっと旅ぎふ」が車椅子のままで観光できるおすすめスポットを案内しています。金華山ロープウェーについても、写真入りで詳細に案内がされていますので、ぜひ、ご参照ください。
赤ちゃん連れの方は、ロープウェー山頂駅から岐阜城までも険しい道のりですので、おんぶができるベビーキャリーや抱っこ紐があると安心です。
麓駅には授乳室もあります。山頂駅の多目的トイレにも、ベビーシートが設置されています。岐阜城内にはトイレはありませんので、小さなお子さんをお連れの方は、山頂駅でトイレを済ませておくと安心でしょう。
まとめ
- 現在の岐阜城は、再建されたコンクリート造り。
- 岐阜城の名だたる城主には、斎藤道三や織田信長がいる。
- 岐阜城へは金華山ロープウェーに乗るのが便利。
- 名鉄利用なら岐阜城きっぷが便利でお得!
- 岐阜バス発行の岐阜登城きっぷも便利!
- 赤ちゃん連れの方は、おんぶができる抱っこ紐があると安心。
岐阜城天守閣やロープウェー展望台から眺める濃尾平野の景色は圧巻でした。
天守閣の中の展示で、歴史を学びながら、登り進めることができるので、小学生くらいのお子さんの学びにも良さそうです。
ぜひ、足を運んでみてくださいね!
最後まで、お読みくださりありがとうございました!