秋になると、街のあちこちにハロウィンの装飾がなされ、グッズやお菓子が売られていますね。
今年、スタバでは、真っ黒なフラペチーノが販売され、話題になっていましたね。
なかなか衝撃的な見た目でした。
スタバに対抗して?!真っ黒なパウンドケーキを焼いてみました。
見た目はびっくりですが、お味のほうは??
作り方をご紹介いたしますので、気になった方は、ぜひトライしてみてくださいね。
真っ黒なパウンドケーキとは??
見た目真っ黒!衝撃的な姿をしたこのパウンドケーキの正体は、黒ゴマたっぷり、バター不使用の健康志向のパウンドケーキなんです。
黒ゴマの風味が好きなので、贅沢にたっぷり使ってみました。
材料は以下の通りです。
パウンド型(215×87×60mm)2台分の材料です。
- 練りごま(黒) 220g
- すりごま(黒) 120g
- 玉子 4個
- グラニュー糖 140g
- 薄力粉 80g
- ベーキングパウダー 小さじ2
基本的にずぼらなので、プロの方には怒られてしまうかもしれませんが、
スーパーに売られている材料で、ひとパックを余すことなく使って、作っています。
同じメーカーのものが手に入らなくても、分量が違っていても、大丈夫です。
練りごまやすりごまの分量が多少(1~2割)増減しても、出来上がりはあまり変わらないと思います。
これは、ほかの材料においても同様です。
玉子も大きさにばらつきがありますし、小麦粉やお砂糖も計量して多くなったり、ちょっと足りなかったりしますが、几帳面に何度も測りなおしたりする必要はありません。
とりあえず、作ってみる、それが大事!
あまり、構えすぎず、気楽に進みましょう!
下準備です。
薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるっておきます。
パウンド型にオーブンシートを敷いておきます。
黒ゴマのパウンドケーキの作り方
材料は準備できましたか?
それでは、作っていきます。
①玉子をボールに割り入れます。
卵の分量は、おおよそ200gです。
玉子1個がだいたい50g前後なので、玉子4個でいいと思います。
小さめの玉子だったので、やや少なめではありますが、大丈夫です。
②玉子を泡だて器でときます。
泡立てる必要はありません。
黄身と白身が混ざり合ったらOK!
③グラニュー糖を何回かに分けて、泡だて器で混ぜ合わせます。
ここでも、ざっくりで大丈夫!
グラニュー糖が溶けて、玉子と混ざり合えばOKです。
④練りごまを何回かに分けて加え、泡だて器で混ぜ合わせます。
ねりごまが、パウチの隅で固まっていることがあります。
封を切る前に、パウチの上からほぐしておくことをお勧めします。
ねりごまを混ぜ込むと、こんな感じに。
すでに、真っ黒です(笑)
⑤すりごまを何回かに分けて加え、泡だて器で混ぜ合わせます。
少しずつ、生地が重たくなってきます。
均一に混ざるように、泡だて器で大きく混ぜます。
⑥オーブンの予熱を始めます。180℃に設定します。
温度設定は、180℃設定を目安にしていますが、オーブンのクセもあるので、使用するオーブンに合わせて、設定してくださいね。
我が家は、180℃だと思ったような焼き色にならないことが多く、高めの190℃で設定しています。
⑦ふるった薄力粉とベーキングパウダーを一度に加えます。
薄力粉はちゅうちょせず、全量投入してください。
⑧ヘラで底から大きく混ぜ合わせます。
ずぼらな私は、ヘラすら持たず、無印のシリコン製おたまで代用 (;^_^A
ケーキを焼くときに、失敗しないコツは、生地を均一にすることです。
粉の白いところが見えなくなるまで、そこから大きくすくって混ぜていきます。
均一に混ざったら、生地作りは完了です!
あとは、焼きの作業です。
⑨パウンド型に流し入れ、ヘラなどで、表面を滑らかに整えます。
⑩180℃のオーブンで30分ほど焼きます。
⑪包丁で真ん中にクープ(切れ込み)を入れます。
10分ほど焼いたら、オーブンの扉を開け、生地にクープという切り込みを入れます。
真ん中にきれいな割れ目を作るためです。
オーブンも、パウンド型も熱いので、ヤケドに注意してくださいね。
この作業は、省いてもOK。その場合、真ん中あたりでざっくりとした自然な割れ目ができます。
⑫焼き上がり!
焼き時間が完了したら、生地の真ん中あたりに竹串をさしてみてください。
竹串に生地がついてこなければ、焼き上がりです。
生地がくっついてしまう場合には、5~10分焼き足してください。
ごまの効用
今回は、ごまをたっぷりと使ったスイーツをご紹介しました。
甘いものを食べる罪悪感が軽減されるよう(?!)、ごまの効用を調べてみました。
今回使用したすりごま、ねりごまの製造メーカーであるShinseiさんのホームページにいくつか記事が載っていました。
ごまの効果・効能|抗酸化作用があるので40代以降の人に特におすすめという記事では、「セサミン」等の抗酸化物質が含まれることから「がん予防、アルコール代謝促進、高血圧の抑制、血栓予防、動脈硬化予防、血中コレステロールのコントロールなどの効果・効能が期待できることから、中高年以降は特に意識して摂りたい食品です。」と解説されています。
抗酸化作用が期待できるのはうれしいですね。
そのほか、漢方では黒ゴマは、「耳鳴り、足腰のだるさ、若白髪、目のカスミ、脱毛、便秘、肌荒れ」(※『心も体もととのう漢方の暮らし365日』より引用)等の効果が期待できる生薬として用いられるそうです。
ごまは皮が固く、消化されにくいので、すりごまやねりごまを食べると吸収されやすいとおすすめされていました。黒ゴマのパウンドケーキならば、ばっちりですね。
また、一切れの黒ゴマパウンドケーキをいただくと、1日分の適量の黒ゴマを摂取することができますので、ぜひ、ケーキ作りにもトライしてみてくださいね。
黒ゴマパウンドケーキのレシピ(まとめ)
最後に、パウンド型1台分の材料と作り方をまとめます。
- 練りごま(黒) 110g
- すりごま(黒) 60g
- 玉子 2個
- グラニュー糖 70g
- 薄力粉 40g
- ベーキングパウダー 小さじ1
作り方
①玉子をボールに割り入れる。
②玉子を泡だて器でときほぐす。
③②にグラニュー糖を加え、泡だて器で混ぜ合わせる。
④ねりごまを加え、泡だて器で混ぜ合わせる。
⑤すりごまを加えて、泡だて器で混ぜ合わせる。
⑥オーブンを180℃で余熱する。
⑦薄力粉とベーキングパウダーを一度に加える。
⑧⑦をヘラで大きく混ぜ合わせる。
⑨生地を型に流し入れる。
⑩180℃のオーブンで30分焼く。
泡立てることなく、混ぜ合わせるだけなので、お菓子作り初心者でも失敗しにくいレシピです。
多少上手くいかなくても、しっかりと火が通っていれば、大丈夫!
ハロウィンの雰囲気を味わいながら、真っ黒なパウンドケーキをお楽しみください。
今回も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
職場の同僚には「ごまの香りがして、美味しかった」と言っていただいたのですが、個人的には、少しパサつきがきになったので、いつかまたリベンジしたいと思います。
より美味しいレシピができましたら、この記事も更新いたしますので、期待して(?!)お待ちください。
それでは、また!