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心をととのえる

「人生会議」をしてみよう!

「人生会議」って、聞いたことはありますか?

「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。

「もしものとき」だなんて、縁起でもないよ?!

そうかなあ。生きているんだもの、いつか必ず、命が終わる時はくるよね。

悲しいけれど、私たちの致死率は100%です。

命に関わる病気や怪我になり、自分で意思表示ができない状況では、あなたの大事な人に判断が委ねられます。

その時のために、また、今日を明日を、より良く生きるために

あなたの大事な人と「人生会議」をしてみませんか?

この記事の内容

  • 「人生会議」とは?
  • もしも、「人生会議」をしていないと・・・
  • 「人生会議」のメリット
  • 「人生会議」の開き方、ツールの活用について

「人生会議」とは?

「人生会議」とは、アドバンス・ケア・ プランニング(Advance Care Planning)の愛称です。
アドバンス・ケア・プランニングとは、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。

もしもの時のこと、考えたことなかったな。

そうだね。何から考えたり、話し合ったりしたらいいか?想像もつかないよね。

うんうん、「人生会議」だなんて、なんか構えちゃうなあ。

特に、決まった議題はないみたいだよ。

自分が何を大切にしているのか?

してほしくないことはどんなことか?を書き出してみるといいかも。

それならできそう。

書き出したら、家族や大事な人と話せるといいね。

具体的な取り組み方にてついては、下記に詳しく説明しました。参考にしてください。

もしも、「人生会議」をしていないと・・・

何も伝えられないまま、病院に運ばれたら、どうなるのかな?

家族が呼ばれて、どんな治療・手当をするのか?

判断を求められるよね。

大事な家族だから、「なんとしてでも、助けてほしい」というかな?

大事な家族、「できる限りのことを!」と望むのは、当然のことです。

でも、命を助けることはできても、自力では、呼吸や食事をすることもできなくなる場合もあります。

医療機器の助けを借りて、何年も生き続けることもできるかもしれませんし、

その間に、治療法が現れる可能性もあります。

命はあっても、食べられなかったり、話をすることもできないのは、悲しいかも。

何がいいのか、正解はないよね。

ご家族を亡くされた方が後から悔やまれるのが、いわゆる終末期の医療についてご本人と話し合わなかったことだと言われています。

もしもの時、どうしてほしいのか?してほしくないことも、知っておきたいし、知っておいてもらいたいな。

治療法の選択を迫られる場面では、悠長に考えている時間もないから、準備が大事だね

「人生会議」のメリット

ここでは、私の説明よりも、次の動画を見ていただきたいと思います。

命尽きる、その瞬間まで、生きているんです。

そして、亡くなった後も、大事な人の心の中で生き続ける。

ならば、最期のひと時をどうすごしたいのか?みんなで、事あるごとに話をしておきたいですね。

そうすることで、きっと、本人も遺される人も、納得できるすごし方ができるのではないでしょうか?

「人生会議」の開き方、ツールについて

「死」に向き合うことは、「生きる」を考えることと同義だと考えています。

もちろん、強制されてするものではないですし、自分らしさを考えるものですので、気持ちに余裕があるときに取り組んでいただけたらと思います。

ここでは、具体的にどのような内容について、考えたり、話し合ったりしたらいいのか?

「人生会議」を開く、考えるきっかけになるツールをご紹介していきます。

もしバナゲーム

人生の最後にどう在りたいか
多くの人が大切とわかっていながら、なんとなく避けて通っている話題です。
もしバナゲームは、あなたと大切な誰かがそんな「もしものための話し合い(=もしバナ)」をする、そのきっかけを作るためのゲームです。
ゲームを通じて、人生において大切な「価値観」や、自分自身の「あり方」について様々な気づきを得ることができます。

もしも手帳

横浜市では、地域ケアプラザや各区役所の高齢・障害支援課、一部の薬局や病院で「もしも手帳」を配布しています。

お薬手帳カバーと一緒にお配りしていますので、保険証や診察券とともに、持ち歩き、いざという時に、あなたの意思を伝えられるツールとなります。

横浜市内にお住まいの方は、ぜひ、ご活用ください。

「どう死んでいくか」を考えることは、「どう生きるか」を考えることです。

そうはいっても、どうしても、重たくなりがち。

『もしバナゲーム』や『もしも手帳』をきっかけに、あなたが、あなたの大事な人と、「どんなふうに生きたいか?」「自分らしく過ごす」とは、どういうことか?話をする機会を持っていただけることを期待しています。

まとめ

  • 「人生会議」とは、もしもの時に、どのような医療やケアを受けたいかを、大事な人と話すこと。
  • 「人生会議」をしていないと、もしもの時、自分の意思を伝えられない。あなたの大事な人も「何が正解か?」わからず、大きな悩みを抱えてしまう。
  • 「人生会議」でどう生きたいか?を伝えておくことで、最後まで「自分らしく」、あなたの大事な人も選択に納得して、過ごすことができる。
  • 『もしバナゲーム』を通じ、ゲーム感覚で、もしもの時、「何を大事にすごしたいか?」を大事な人と話すことをおすすめします。
おさる

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

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